GT.Mユーティリティプログラム

GT.Mシステムを管理するためのユーティリティプログラムを提供します。各ユーティリティは以下に要約され、それ以降は、このマニュアルで説明します。

グローバルディレクトリエディタ(GDE)

グローバル ディレクトリ エディタ(GDE)は、グローバルディレクトリを作成し維持するためのGT.Mユーティリティプログラムです。GDEは、グローバルディレクトリ上で動作するためのコマンドを提供します。

MUPIP

MUPIP(M Peripheral Interchange Program)は、一般的なデータベース操作、GT.Mジャーナリング、マルチサイトデータベースのレプリケーション、および、いくつかの非データベース操作のための、 GT.Mユーティリティプログラムです。

LKE

Mロックユーティリティ(LKE)は、GT.Mが現在のロック状態をメンテナンスする場所で、ロック領域を検査して変更をするGT.Mユーティリティプログラムです。LKEは、ロック機構を監視し、ロックを削除することができます。詳しくは、第8章:" Mロックユーティリティ " を参照してください。

DSE

データベース構造のエディタ(DSE:Database Structure Edito)は、内部データベースの構造を検査し変更するGT.Mユーティリティプログラムです。DSEは、GT.Mデータベース構造(GDS:GT.M Database Structure)ファイルを編集します。これは、 大規模なデータベースを"パッチ" の利便性(ブロックの完全性チェックを含む) を提供し、ブロック番号とノードを検索し、 象徴的な検査と操作機能を提供します。詳細は、第9章:" データベース構造のエディタ " を参照してください。

コマンド修飾子

各ユーティリティプログラムには、独自のコマンドのセットがあります。修飾子は、コマンドの引数として使用されます。修飾子には常にハイフン( - )の接頭辞が付きます。一部の修飾子では、サブ修飾子を引数として使用できるように、等号(=)で値を割り当てることができます。もし同じ修飾子を複数回指定すると、MUPIP、DSE、およびLKEは、最新の修飾子に基づいて動作します。ただし、サブ修飾子を複数持つ修飾子は、複数指定することはできません。GDEでは、同じ修飾子を複数回指定するとエラーが発生します。

inserted by FC2 system