コンパイル時のエラー処理

コンパイル時、コンパイラは、その行の最初のエラーを検出するとすぐに、ルーチン行の処理を停止します。デフォルトでは、コンパイラは stderr にエラー行を表示し、コンパイラ・オプションが -list を含む時にはリスティング・ファイルにも表示します。デフォルトでは、コンパイラは、最大エラーカウントが127を超えるまで、残りのソース行を処理します。

コンパイル時(compile-time)のエラーメッセージのフォーマットは、エラーを含む行と、行の中のエラーの場所を、表示します。エラーメッセージもまた、何がMステートメントについて誤ったことを、示します。エラーメッセージフォーマットの詳細については、『GT.Mメッセージおよび回復手順リファレンスマニュアル』を参照してください。

すぐにエディタをアクティブにして、ソースプログラムの正しいシンタックスを入力することで、コンパイル時エラーを修正できます。いくつかのエラーがライン上で発生する可能性があるため、数回のルーチンのコンパイルを避けるために慎重に編集ラインを調べてください。

MUMPSコマンド修飾子-ignore は、デフォルトで、もしコンパイラがソースコード内のエラーを検出した場合でさえも、オブジェクトファイルを生成することをGT.Mに指示します。 実行パスがコンパイル時エラーを発生しない限りは、GT.Mランタイムシステムは、コンパイル時に書かれる(compiled-as-written) ルーチンを実行します。 コンパイラによって検出されたエラーを修正する前に、プログラムの一部を実行するために、この機能を利用することができます。

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