コンパイル時のエラーメッセージフォーマットを理解するために、この不正なソース行を考えてみましょう:
S=B+C
もしソースファイルADD2.m の7行目であった場合、コンパイラはコンパイル時エラーのメッセージをレポートします:
S=B+C ^----- At column 4, line 7, source module ADD2 Variable expected in this context
コンパイル時のエラーメッセージのフォーマットは、3行で構成されています。最初の2行はエラーが発生した行と場所を教えます。最後の行は、M構文(シンタックス)エラーを示します。ソース行内の問題の位置を示すカラットの位置決め精度は、ターミナルの設定、特に文字の幅が一様でないUTF-8モードで決まります。GT.Mが理解しているように、行がターミナルの幅を超えている場合は、その行をARROWNTDSPエラーで置き換えます。
もしリストファイルを要求された場合、それには同じ情報が含まれていて、次のようになります:
. . 6 . . . 7 S=B+C ^----- Variable expected in this context 8 . . . . .