改訂履歴 | ||
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改訂 V6.0-003 | 2014年2月24日 | “ダイレクトモードの外側で実行時エラー” で、gtm_etrap 環境変数に関する注意を追加 |
改訂 V6.0-001 | 2013年3月21日 | “$ETRAPまたは$ZTRAP の選択”で、致命的でないエラーの処理に関する注意を追加 |
改訂 V5.4-002B | 2011年12月26日 | 各章の改訂履歴を含むGT.Mのリリースを反映したドキュメント改訂履歴への変換 |
この章では、エラー処理のためのGT.Mの機能とテクニックを説明します。プログラムのエラーは、予期する意味の"予測可能" として、または、不測の意味の "予測不可能" 、として分類されます。
Mプログラムは、予測可能エラーから回復を試みることができます。オペレータによって改善可能なデバイスエラーは、回復が大きなメリットをもたらすエラーの中で最も一般的な部類です。 プログラムが回復しようとしない予測可能なエラーは、一般的に予測不可能なエラーと同じに扱われます。
典型的なアプリケーションは、設計者が有用と考えるエラーに関する多くの情報をロギングによって、予期しないエラーを処理し、その後に、既知のポイントからアプリケーションを終了または再起動します。
GT.Mは物事が正常ではない時にエラー処理が実行されるので、エラー処理の慎重な設計と実装は、エラーとその後の予防のコストの影響を、最小限にする必要があります。
GT.Mコンパイラは、以下の時、シンタックス(構文規則)エラーを検出し報告します:
ソースファイルからオブジェクトモジュールを生成しながらコンパイルする時
Mの間接指定およびXECUTEのためにコードをコンパイルしながら実行する時
ユーザが直接モード(ダイレクトモード)で動作している時のランタイム(Run time)
GT.M ランタイムシステム:
認識し、それらが発生した時に実行エラーを認識し報告します。
それらが実行パスに落ちる時に、コンパイラによってフラグエラーを報告します。