グローバル ディレクトリ エディタ コマンド

このセクションでは、GDEのコマンドについて説明します。GDEはコマンドの略語を許容します。各コマンドを記述するセクションは、そのコマンドの最小省略形と、オブジェクトに関連しない修飾子の説明を提供します。object-typeについて説明するセクションでは、関連するすべてのオブジェクト関連の修飾子が記述されています。

コマンド構文規則

GDEコマンドの一般的なフォーマット:

command [-object-type] [object-name] [-qualifier]

これは:

-object-type

-N[AME] space(名前空間), -R[EGION] (領域), または -S[EGMENT] (セグメント)にてコマンドが動作するかどうかを示します。

object-name

N[AME] space(名前空間), R[EGION] (領域), または S[EGMENT] (セグメント) の名前を指定します。. 異なるタイプのオブジェクトは同じ名前を持つことがあります。ネーム・スペース(名前空間)は接尾辞としてワイルドカード演算子 (*)を含むことがあります。

-qualifier

オブジェクトの修飾子を示します。

それぞれ個々のコマンドの記述フォーマットは、そのコマンドで必要な修飾子を指定します。

@, EXIT, HELP, LOG, QUIT, SETGD, SPAWN コマンドでは、この一般的なフォーマットを使用しないでください。適応できるフォーマットについては、これらコマンドのセクションごとの説明を参照してください。

コマンドライン上のコメントは感嘆符(!)で区切られることがあります。

警告

感嘆符は、二重引用符("")で囲まれません 。その入力行の残りの部分を無視することを GDEは引き起こします。

コマンドライン上でファイル名を指定する

GT.Mがコマンドラインの一部としての指定した1つのファイルの名前を正しく解釈することを保障するために、ファイル名は、コマンドライン上の最後のアイテムとして出現するか、もしくは、引用符で囲まれるかのどちらかにすべきです。UNIXファイル命名規則は事実上ファイル名の中で任意の文字の使用を許容するので、ひとたび -FILE_NAME や -LOG のような修飾子が1つのファイル名と引用符でない等号記号の後の最初の文字を導入すると、GT.Mはファイル名として行の残り全部を扱います。ファイル名を囲む引用符を使用する時に、GDEはファイル名の中では単一引用符として埋め込まれた引用符のペアを解釈します。ファイル名で Ctrl または 感嘆符(!),アスタリスク(*),カンマ(,)などのような句読点文字の使用することは引き続いて重要な操作ファイル管理の課題を作成しすることに注意してください。

この章で使用されるフォントと大文字と小文字の表記法

すべてのGT.MとGDEのコマンドと修飾子は、大文字または小文字のいずれかでコマンドプロンプトで入力があります。しかしながら、現在のグローバルディレクトリをSHOWする時、 GDEは次の大文字小文字の表記規則を遵守することに注意してください:

  • 領域(REGION)とセグメント(SEGMENT)の名前は常に大文字で表示します

  • ネームスペースのオブジェクト名は常にそれが入力された中で大文字小文字で出現します。

  • ファイル名は常にそれが入力された中で大文字小文字で出現します。

[注意]

データベースファイルが作成される時、.dat 拡張子はファイル名に付加されます、しかしながら、もしそのような方法でそれを入力しない限り、グローバルディレクトリ一覧にはけっして表示されません。

これらのコマンドと修飾子の説明は、このドキュメントの至る所にある様々な文字種(大文字小文字)とフォントに出現します。このセクションでは、これらのコマンドと修飾子を記述する使用規則を説明します。

  • テキスト(In text):全てのGT.Mコマンドと修飾子は大文字で表示されます。

  • 例(In examples):コマンドライン入力は小文字で表され、太字のタイプライタフォントで表示されます。

@ (GDEコマンドファイル指定)

@コマンドはGDEコマンドファイルを実行します。テキストファイルに保存されたGDEコマンドを実行するには@コマンドを使用します。

@コマンドのフォーマット:

@file-name

ファイル名は実行するコマンドファイルを指定します。現在の作業ディレクトリ内のファイルを単独でファイル名を使用し、または相対パスまたはフルパスを指定します。

GDEはターミナルで入力された場合と同様に、コマンドファイルのそれぞれの行を実行します。

例:

GDE> @standard

このコマンドは、現在の作業ディレクトリ内のファイル内の標準とされるファイルの中のGDEコマンドを実行します。標準とはGDEコマンドを含める必要があります ; コメントは感嘆符( ! )で始める必要があります。

Add

ADDコマンドはグローバルディレクトリへ、新しい名前(NAME),領域(REGION),セグメント(SEGMENT)を挿入します。

ADDコマンドのフォーマットは次のいずれかです:

A[DD]-N[AME] name-space -R[EGION]=region-name
A[DD]-R[EGION] region-name -D[YNAMIC]=segment-name [-REGION-qualifier...]
A[DD]-S[EGMENT] segment-name [-SEGMENT-qualifier...] -F[ILE_NAME]=file-name

ADDコマンドは object-type とobject-name の仕様が必要です。GDEは、コマンドで明示的に指定されていない修飾子のテンプレートからデフォルト値を提供します。

ネームスペースとファイル名は大文字と小文字を区別します;他のオブジェクトは大文字と小文字は区別しません。

例:

GDE> add -segment temp -f=scratch

このコマンドは、セグメント名 TEMPを作成し、現在の作業ディレクトリ内にそれをファイル scratch.dat へマップします。ただし、もし 指定したscratch がファイル名として存在する場合、言い換えると環境変数のフォームでそれを指定する場合、GT.Mは、その環境変数の変換を使用してファイルを見つけます。

Change

CHANGEコマンドは、 領域(REGION)やセグメント(SEGMENT)ために、名前から領域へ(name-to-region)または領域からセグメントへ(region-to-segment)マッピングと環境を変更します。

CHANGEコマンドのフォーマット:

C[HANGE]-N[AME] name-space -R[EGION]=new-region
C[HANGE]-R[EGION] region-name [-REGION-qualifier...]
C[HANGE]-S[EGMENT] segment-name [-SEGMENT-qualifier...]

CHANGEコマンドは object-typeとobject-name の仕様が必要です。

一度GDEを終了すると、変更されたマッピングは次に続いてイメージのアクティブ化により有効になります(例、次の RUN または mumps -direct コマンド)。データベースパラメータへの変更は、変更されたグローバルディレクトリを使用し次に続いて MUPIP CREATEコマンドで作成された新しいデータベースファイルのみ有効になります。既存のデータベースファイルの特性を変更するMUPIP SETコマンド(または場合によってはDSE)を使用してください。

例:

GDE> change -region master -dynamic=temp -key=100

このコマンドはセグメント(SEGMENT) temp を使用して領域(REGION) master に変更し、この領域(REGION)におけるファイルの次の創出で100文字の最大KEY_SIZEを確立します。セグメントtemp に新しいデータベースファイルを作成する次回の MUPIP CREATE の後にKEY_SIZEの変更が有効になるまでには、GDEセッションがEXITsした後に、セグメント(SEGMENT)の変更はグローバル ディレクトリを使用するシステムの初回時に有効になります。

Delete

DELETEコマンドはグローバルディレクトリから、名前(NAME),領域(REGION),セグメント(SEGMENT)を切り離します。DELETEコマンドは実際のデータは削除しません。ただし、GT.Mは、それらをマップしていない代替グローバルディレクトリを使用している拡張リファレンスを経由することを除いて、グローバル変数をマッピングしていないデータベースファイルにはアクセスしません。それらがインスタンスのマスタグローバルディレクトリとともに同じようにそれらが実際に同じファイルにマッピングする場合でない限り、GT.Mのレプリケーションが拡張リファレンスに作られたグローバル更新をサポートしないことに注意してください。

DELETEコマンドのフォーマット:

D[ELETE]-N[AME] name-space
D[ELETE]-R[EGION] region-name
D[ELETE]-S[EGMENT] segment-name

DELETEコマンドは object-type とobject-name の仕様が必要です。

名前(name)の削除は、名前(NAME)から領域(REGION)へのマッピングを切り離します。領域(REGION)の削除は領域(REGION)へマップされたすべての名前(NAME)をアンマッピングします。セグメント(SEGMENT)の削除はセグメント(SEGMENT)にマップされた領域(REGION)をアンマッピングします。

CHANGEコマンドを使用することで、名前(NAME)から他の領域(REGION)の削除、または、領域(REGION)から他のセグメント(SEGMENT)の削除を、マップするかもしれません。

デフォルトのネームスペース (*) は削除できません。

例:

GDE> del -name T*

このコマンドは 文字 "T" で始まるすべてのグローバル名の明示的なマッピングを削除します。このコマンドではいくつかのグローバル変数は削除されません。しかし、T* グローバル名は今後デフォルトのネームスペースにマップするので、少なくともこのグローバルディレクトリを使用している間は、文字 "T" で始まる以前から存在するグローバルは目に見えないことがあります。

Exit

EXITコマンドは、現在のGDE編集セッションで作られたすべての変更をグローバルディレクトリに書き、現在の編集セッションを終了します。

EXITコマンドのフォーマット:

E[XIT]

GDEはデータの完全な検証テスト(VERIFY)を実行します。もし検証(VERIFY)に成功した場合は、GDEは新しいグローバルディレクトリへ書こみ、検証メッセージを発行します。

もし検証に失敗した場合、GDEはすべての検証できていないマッピングのリストを表示し、修正のために待機します。適切な修正をしたり、または、そのオリジナルのグローバルディレクトリのまま残すなら、QUITコマンドを使うと未編集の状態になります。

もしグローバルディレクトリに変更を加えていない場合に、オリジナルのグローバルディレクトリがGDEで自動的にアップグレードされた古いフォーマットを持っていた場合を除き、GDEは新たなグローバルディレクトリには保存されません。GDEは古いグローバルディレクトリから現在のバージョンにアップグレードしながら、そこにグローバルディレクトリを以前のバージョンにダウングレードする機能がないので、したがって常にアーカイブデータを取り戻す必要があるすべてのグローバルディレクトリのコピーを保存する必要があることに注意してください。

Help

HELPコマンドはGDEコマンドと修飾子についてオンライン情報を表示します。

HELPコマンドのフォーマット:

H[ELP] [topic...]

ここで topic は欲しい情報を取得する対象のGDEのコマンドを指定します。トピックを省略するとGDEはそれを求めるプロンプトを表示します。

LOCks

LOCKSコマンドはキャレット記号 (^) で始めないリソース名でGT.Mがロック(LOCKs)をマップする領域(REGION)を指定します。GDEは、キャレット記号(^)で始まりリソース名にマッチするグローバル変数名にマップされたデータベース領域(REGION)へ、リソース名のロックをマップします。

LOCKSコマンドのフォーマット:

LOC[KS] -R[EGION]=region-name

LOCKS - REGION= 修飾子は、ローカルロックのための領域(REGION)の仕様も認めます。デフォルトでは、GDEはデフォルトの領域(REGION) DEFAULT へローカルロックをマップします。

例:

GDE> lock -region=main

このコマンドは領域 main へリソース名のすべてのロックをマップします。リソース名はキャレット記号"^" で始めないでください。

LOG

LOGコマンドは、すべてのGDEコマンドのログファイルを作成し、現在の編集セッションを表示します。システムは、ユーザーによって入力されていない表示行すべての前に、注意を促すポイント(!)(つまり、コメント記号)を配置します。ログの中に、ログはコマンドプロシージャとして@記号を使用できます。

LOGコマンドのフォーマット:

LOG
LOG -ON[=file-name]
LOG -OF[F]

修飾子のないLOGコマンドは、GDEの現在のステータスログを報告します。LOGコマンドは、表示を効果的にロギングし、そして、GDEのセッションの現在のログファイルの仕様を見せるかどうかにより、メッセージを表示します。

GDEがセッションをしている間いつでも、 - ONまたは - OFF修飾子を使用して、ログ機能をオン/オフすることができます。しかし、GDEのセッションが終了する時のみ、GDEはログファイルを閉じます。

-ON 修飾子は、オプションのファイルの引数があり、それは、正規UNIXのファイルを識別しなければなりません。もしLOG -ON にファイル引数がない場合、GDEは、編集セッションのため、以前のログファイルを使用します。もしログが無いファイルが、以前にこの編集セッションの間に指定されたいたならば、GDEは、デフォルトの GDELOG.LOG ログファイルを使用します。

例:

GDE> log -on="standard.log"

このコマンドは、セッションのロギングをオンにし、standard.log への出力を指示します。

Quit

QUITコマンドは、グローバルディレクトリへの変更を保存せずに、現在の編集セッションを終了します。GDEは、グローバルディレクトリファイルを更新しません。

QUITコマンドのフォーマットは:

Q[UIT]

もしセッションがグローバルディレクトリへの変更を作る場合、GDEは「グローバルディレクトリが更新されない(Global Directory has not been updated)」という警告メッセージを発行します。

Rename

RENAMEコマンドは、空間名(name-space)、領域名、または、セグメント名を変更することができます。

RENAMEコマンドのフォーマット:

R[ENAME]-N[AME] old-name new-name
R[ENAME]-R[EGION] old-region-name new-region-name
R[ENAME]-S[EGMENT] old-segment-name new-segment-name

RENAMEコマンドは、ひとつのobject-typeと二つのobject-nameの仕様が必要です。

領域(REGION)の名前が変更された場合、GDEは、新しい領域(REGION)へ、すべての名前のマッピングを転送します。セグメント(SEGMENT)の名前が変更された場合、GDEは、新しいセグメント(SEGMENT)へ、領域(REGION)のマッピングを転送します。

例:

GDE> rename -s stable table

このコマンドは、セグメント stable を table へ名前変更し、領域 stable へのマップを table へのマップにシフトします。

SEtgd

SETGDコマンドは、1つのグローバルディレクトリ上で編集を終了し、別の編集を開きます。

SETGDコマンドのフォーマット:

SE[TGD] -F[ILE]=file-name [-Q[UIT]]

-FILE=file-name は、異なるグローバル ディレクトリ ファイルを指定します。フルパス名または相対パスでなくファイル名を指定する場合、GDEは現在の作業ディレクトリを使用します ; もしファイルが拡張子をミスするならば、GDEは .gld をデフォルトにします。

- QUIT 修飾子は、グローバルディレクトリを変更した時に、現在のグローバルディレクトリで行われたすべての変更が書かれなくて、失われることを指定します。

SETGDはGDEが編集するグローバルディレクトリを変更します。もし現在のグローバルディレクトリが変更されていない、または、 - QUIT 修飾子がコマンドで出現しているならば、変更をシンプルに発生します。しかし、現在のグローバルディレクトリが変更されているなら、GDEはグローバルディレクトリを検証し、検証が成功されたら、それをグローバルディレクトリに書きます。検証が成功しない場合は、SETGDは失敗します。

例:

GDE> SETGD -f="temp"

これはtempを編集するグローバルディレクトリを変更します。ファイル名の前後を引用符で囲うことは、UNIXにファイル名を明解に識別します。もし -f が行の最後の修飾子ならば、引用符は不要です。

SHow

SHOWコマンドは、名前(NAMEs)、領域(REGIONs)、セグメント(SEGMENTs)についてグローバルディレクトリに含まれる情報を表示します、

SHOWコマンドのフォーマット:

SH[OW] -N[AME] [name-space]
SH[OW] -R[EGION] [region-name]
SH[OW] -S[EGMENT] [segment-name]
SH[OW] -M[AP] [R[EGION]=region-name]
SH[OW] -T[EMPLATE] 
SH[OW] -A[LL]

オブジェクトタイプ(object-type)はオプションです。 - MAP、 - TEMPLATE、 - ALLは特別な修飾子で、表示するためにグローバルディレクトリの一部分を選択し表示するためのGDEの理由は、次のとおりです:

- MAP:すべての名前(NAME)、領域(REGION)、セグメント(SEGMENT)とファイルを、現在のマッピングに表示します。この修飾子は、***MAP*** でタイトルされたレポートをSHOWのセクションに対応します。SHOW - MAPの出力は、領域名を引数に持ち - REGION 修飾子を指定することによって、領域のみを限定します。

- TEMPLATE:現在の領域(REGION)とセグメント(SEGMENT)のテンプレートを表示します。この修飾子は、***TEMPLATES*** でタイトルされたレポートをSHOWのセクションに対応しています。

***TEMPLATES***

- ALL:グローバルディレクトリ全体を表示します。この修飾子はレポートされたSHOWの"all" セクションを表示することに対応します。

***TEMPLATES***, ***NAMES***, ***REGIONS***, ***SEGMENTS***,  ***MAP***.

デフォルトでは、SHOWは - ALLを表示します。

グローバルディレクトリを表示したいならば、SHOWコマンドを実行する前に、 LOG - ON= を実行してログファイルを作成してください。 - LOGコマンドは、すべてのコマンドの入力および出力をキャプチャします。記録をハードコピーしたいならば、ログファイルを表示できます。

例:

GDE> show -template
           *** TEMPLATES ***
                                             Def   Rec   Key Null       Standard
Region                                     Coll  Size  Size Subs       NullColl  Journaling
--------------------------------------------------------------------------------------------
<default>                                     0   256    64 NEVER      N         N
 
Segment          Active              Acc Typ Block      Alloc Exten Options
------------------------------------------------------------------------------
<default>          *                 BG  DYN  1024        100   100 GLOB =1024
                                                                     LOCK = 40
<default>                            MM  DYN  1024        100   100 DEFER
                                                                     LOCK = 4

これは、グローバル ディレクトリのTEMPLATESセクションのみ表示します。

Template

領域(REGIONs)とセグメント(SEGMENTs)を追加(ADDing)する時に、TEMPLATEコマンドはテンプレート(TEMPLATEs)として使用する <s0> - </s0>REGION と <s1> - </s1> REGION修飾子の値のセットをメンテナンスします。ADDコマンドが修飾子を省略する時、GDEはデフォルトとしてテンプレート(TEMPLATE)の値を使用します。

GDEは、 各ACCESS_METHODとしての -SEGMENT修飾子の値を分けたセットをメンテナンスします。GDEがACCESS_METHODを変更する時、それはTEMPLATEsの適切なセットをアクティブにし、新しいACCESS_METHODとしてテンプレートのデフォルトをすべての未指定の修飾子にセットします。すべてのACCESS_METHODsための修飾子の値を表示するために、GDEのSHOWコマンドを使用します。

TEMPLATEコマンドのフォーマット:

T[EMPLATE] -R[EGION] [-REGION-qualifier...]
T[EMPLATE] -S[EGMENT] [-SEGMENT-qualifier...]

TEMPLATEコマンドは、object-type の仕様が必要です。

例:

GDE> template -segment -allocation=200000

このコマンドは、200000 GDSブロックのALLOCATIONを持つデータベースファイルを生成するこの時間の後に、任意のセグメント(SEGMENTs) が 追加(ADDed)されるように、セグメントテンプレートを変更します。

Verify

VERIFYコマンドは、現在のグローバルディレクトリへの入力情報を検証します。それは、領域(REGION)へマップするすべての名前を確認するために、名前から領域(name-to-region)のマッピングをチェックします。VERIFYコマンドは、 領域(REGION)がセグメント(SEGMENT)へマップし、セグメント(SEGMENT)が唯一の領域(REGION)へマップし、セグメント(SEGMENT)がRMS UNIXのファイルへマップすることを、それぞれ保障するために、領域からセグメント(region-to-segment)のマッピングをチェックします。EXITコマンドは、暗黙のうちに VERIFY <s0> - </s0> ALL 実行します 。

VERIFYコマンドのフォーマット:

V[ERIFY]
V[ERIFY] -N[AME] [name-space]
V[ERIFY] -R[EGION] [region-name]
V[ERIFY] -S[EGMENT] [segment-name]
V[ERIFY] -M[AP]
V[ERIFY] -T[EMPLATE]
V[ERIFY] -A[LL]

オブジェクトタイプ(object-type)はオプションです。-MAP, -TEMPLATE, -ALL は、特別な修飾子で、以下のように使われます:

-MAP

すべて名前(NAMEs)が領域(REGION)へマップし、すべての領域(REGIONs)がセグメント(SEGMENTへマップし、すべてセグメント(SEGMENTs)がファイルへマップすることをチェックします。

-TEMPLATE

すべてのテンプレート(TEMPLATEs)が 、現在、矛盾なく有用であることをチェックします。

-ALL

すべてのマップとテンプレート データをチェックします。

修飾子の無いVERIFY、 VERIFY -MAP, VERIFY -ALL は、それぞれ、 すべて現在の情報をチェックします。

例:

GDE> verify -region regis

このコマンドは、領域 rgis を検証します。

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