ユーティリティの使い方

1つ以上の次のようなフォーマットで、ダイレクトモードでのユーティリティを使用したり、アプリケーションプログラムのソース内でにそれを組み込んだり、のいずれかをすることができます。

多くのユーティリティには、基本的なユーティリティ機能のバリエーションを呼び出すラベルが含みます。いくつかは、オプションまたは必須パラメータを持つ外部関数を呼び出すためのFUNCラベルを提供します。

GT.Mは、対話形式または変数"入力"によってユーティリティの内装フォーム(non-extrinsic forms)への入力値を渡します。GT.Mは、"出力"変数を使用してユーティリティの内装フォーム(non-extrinsic forms)から出力を渡します。外部のエントリポイントのために、このユーティリティはパラメータとしての入力と返される結果として渡される出力とを受け取ります。他のエントリポイントのために、GT.Mは、情報を渡すために定義済みの"入力"と"出力"変数を使用します。対話形式によるいくつかのユーティリティは、ユーザ入力を要求しそれら結果を表示します。各ユーティリティは、適切なラベルや入力出力変数などが識別されるように、この章で個別に説明されます。

慣例的に、このユーティリティでは外部入出力用の変数は大文字を使用します。もともとMは大文字小文字を区別するので、小文字や変数名のスペルミスで呼び出した時は、このルーチンは期待した情報は出力しません。その代わりに、もし1つが存在するならば、それはデフォルト値を提供するかまたはエラーメッセージを生成します。

例:

GTM>SET %ds="11/22/2010"
GTM>DO INT^%DATE
GTM>ZWRITE
%DN=62047
%ds="11/22/2010"

この例では、小文字の変数%dsに日付 11/22/2010 をセットします。大文字の%DS変数での入力を期待する%DATEルーチンは、出力変数$DNのデフォルト値を返します。デフォルトは現在の日付の$HOROLOG形式ですが、サンプルでは11/17/2010 です。

[注意] 注意

M(%GOなど)で書かれたユーティリティプログラムは、mumpsプロセスの内で実行し、Mで書かれた他の任意のコードのように振る舞います。mumpsプロセスが暗号化されたデータベースにアクセスする場合、暗号化キーが必要です。暗号化データベースにアクセスしていない、Mで書かれたユーティリティプログラムを実行しているプロセス(例:%RSELのような)は、ユーティリティプログラムを実行するだけで暗号化キーを必要としません。

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