GT.Mの動作テスト

はじめに

動作テストの前に、GT.Mインストール、環境設定、DB設定が完了していること。

GT.Mシェル起動

Linuxシェルプロンプトから、gtm (もしくは、mumps -dir) コマンドで、GT.Mを起動します。 GT.Mを終了し、Linuxシェルプロンプトに戻るには、haltコマンドを入力してください。

$ gtm

GTM>

GTM>halt

$

もし、エラーが出たら、環境変数の設定ミス、DB設定ミスが考えられます。 再度、環境設定、DB設定をしなおしてください。

特殊変数の確認

UTF-8モード、プロンプト、ルーチンディレクトリ、グローバルディレクトリ、バージョンを確認します。 詳しくは、 GT.M プログラマーズ ガイドの特殊変数 を参照してください。

GTM>w $ZCHset
UTF-8
GTM>w $ZPROMpt
GTM>
GTM>w $ZROutines
   ;; ルーチンディレクトリが表示されます。
GTM>w $ZGbldir
/home/mta/g/db.gld
GTM>w $ZVersion
GT.M V6.0-003 Linux x86_64

GTM>

ユーティリティルーチン

$distディレクトリにある、日付、変換、グローバル、ルーチンなどの組み込みユーティリティを実行してみます。 詳しくは、 GT.M プログラマーズ ガイドのユーティリティリーチン を参照してください。

GTM>d ^%D
1-OCT-13
GTM>

データベースの整合性チェック

Linuxシェルプロンプトから、mupip integ コマンドを入力します。 データベース領域(Region) DEFAULT の整合性をチェックしてみます。 データベース領域のサイズが大きいと、Fullのチェックでは時間がかかりますので、注意してください。

$ mupip integ -region DEFAULT

Integ of region DEFAULT

No errors detected by integ.

Type           Blocks         Records          % Used      Adjacent

Directory           2              43           7.946            NA
Index           31947         3293603          39.014          3493
Data          3261698        23620083          66.459        493087
Free         20706353              NA              NA            NA
Total        24000000        26913729              NA        496580
[Spanning Nodes:1038498 ; Blocks:3115505]

$

詳しくは、GT.M管理および操作ガイドのMUPIP INTEG の章を参照してください。