$ZD[IRECTORY] は、カレントディレクトリのフルパスの文字列の値が含まれています。最初に$ZDIRECTORYは、GT.Mのイメージ/プロセスがアクティブになったデフォルト/現在のディレクトリが含まれています。
もしカレントディレクトリがGT.Mプロセスの活性化の時点で存在しない場合、GT.Mはエラーを出力します。
例:
GTM>WRITE $ZDIR /usr/tmp GTM>SET $ZDIR=".." GTM>WRITE $ZDIR /usr
この例では、現在の作業ディレクトリを表示し、そして、親ディレクトリへ$ZDIRを変更します。
$ZDIRECTORYは、読み書き可能な特殊変数です、すなわち、SETコマンドの引数に等号 (=) の左側で出現します。もし存在しないディレクトリに$ZDIRECTORYを設定しようとした場合、GT.Mはエラーを発行して、$ZDIRECTORYには変わらない値を保持します。
イメージの終了時に、そのディレクトリが存在しない場合でも、GT.Mが起動された時に、カレントディレクトリであったディレクトリにカレントディレクトリを復元します。