$ZTRNLNM()

$ZTRNLNM 関数は、環境変数の値を返します。$ZTRNLNM 関数は、OpenVMSのDCLレキシカル関数F$TRNLNMに似ています。

[注意] 注意

$ZTRNLNM() は反復変換を行いません。

$ZTRNLNM 関数の書式は次のとおりです:

$ZTRNLNM(expr1[,expr2[,expr3[,expr4[,expr5[,expr6]]]]])

expr1 は、値を返す必要のある環境変数を指定します。

expr2〜expr5は、論理名テーブル、インデックス(0から番号付け)、ルックアップの初期モード、ルックアップが大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を指定するOpenVMS関連の式です。UNIXとOpenVMSの間の相互運用性を保証するために、UNIXの$ZTRNLNM()はこれらの式を受け入れて無視します。

expr6 は、次のいずれかのキーワードを指定します:

ITEM KEYWORD(項目キーワード)

DATA RETURNED(データが返される)

FULL

変換を返します。

LENGTH

戻り値の長さ(バイト単位)

変換を返します。

$ZTRNLNM()の例

例:

GTM>write $ztrnlnm("gtm_dist","","","","","VALUE")
/usr/lib/fis-gtm/V6.0-000_x86_64/utf8
GTM>

これは、$ZTRNLNM()を使用してgtm_distの変換値を表示します。

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