$ZSEARCH()

$ZSEARCH関数は、指定されたファイル名と一致するファイルの検索を試みます。ファイルが存在する場合、ファイル名を返します; ファイルが存在しない場合は、null文字列を返します。

$ZSEARCH関数の書式は次のとおりです:

$ZSEARCH(expr[,intexpr])

$ZSEARCH() は、ファイルが存在することを確認するためのツールを提供します。ファイル名の妥当性を判断するための情報は、 “$ZPARSE()”を参照してください。

[注意] 注意

POSIX の stat() 関数を呼び出してメタデータにアクセスすることができます。オプションのGT.M POSIXプラグインは、Mアプリケーションコードから簡単にアクセスできるstat() 関数をパッケージ化しています。

$ZSEARCH()の例

例:

GTM>write $zsearch("data.dat")
/usr/staff/ccc/data.dat
GTM>

これは、$ZSEARCH() を使用して、現在のデフォルト・ディレクトリのプロセスに "data.dat"の完全なファイルパス名 を表示します。

例:

GTM>set x=$zsearch("*.c")
GTM>for  set x=$zsearch("*.m") quit:x=""  write !,$zparse(x,"NAME")

このFORループは、$ZSEARCH() および $ZPARSE()を使用して、現在の 作業ディレクトリのプロセスにMソース・ファイル名を表示します。検索が最初から始まるようにするには、最初に異なる引数で検索してコンテキストをリセットします。

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