$ZJOBEXAM()

関数が ZSHOW "*" を配置するファイルの完全指定を返します。戻り値は、保存したり、出力の正確な場所を他に通知したり、後で処理するためにファイルを開くための手段となります。GT.Mは 各$ZJOBEXAM() をそのファイル指定とともにオペレータログ機能に報告します。

オプションの expression 引数は、テンプレート出力デバイスの仕様です。これは、デバイス、ファイル・ディレクトリ、またはファイル名です。テンプレートは、ZSHOWのターゲットとしてファイル指定を作成するために前処理された式です。前処理は、次のMコードで示すように、$ZPARSE() と同等です:

set deffn="GTM_JOBEXAMINE.ZSHOW_DMP_"_$JOB_"_"_<cntr>
set filespec=$zparse(expr1,"",deffn)

$ZJOBEXAM() は戻り値の格納に問題がある場合を除いてエラー処理をトリガしないため、ダンプが完了するまでエラーはプロセスに報告されません。$ZJOBEXAM() 中にエラーが発生した場合、GT.Mはオペレータログ機能に適切なメッセージを送信し、呼び出し側に制御を返します。この特別なエラー処理は$ZJOBEXAM() にのみ適用され、デフォルトで $ZJOBEXAM() を使用する $ZINTERRUPT 割り込みハンドラのプロパティではないことに注意してください。

$ZJOBEXAM() ダンプ・ファイルには、関数の実行時にプロセスのコンテキストが含まれています。これらのファイルの配置と管理は、潜在的なサイズとセキュリティの影響を考慮する必要があります。

$ZJOBEXAM()の例

例:

GTM>set x=$zjobexam()
GTM>write x
/home/gtmuser1/.fis-gtm/V5.4-002B_x86/r/GTM_JOBEXAM.ZSHOW_DMP_28760_1
GTM>set x=$zjobexam("test.file")
GTM>write x
/home/gtmuser1/.fis-gtm/V5.4-002B_x86/r/test.file
GTM>

zshow のダンプ情報を含む作成されたファイルのデフォルトのファイル名とタイプ、および名前とタイプが指定されたときの違いを表示します。

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