書式設定された数値を含む文字列を返します。
$FNUMBER()関数のフォーマット:
$FN[UMBER](numexpr,expr[,intexpr])
数値式(numexpr) は、$FNUMBER()フォーマットの数値を指定します。
式(2番目の引数)がゼロ以上の単一文字フォーマットの制御コードを指定します; もし式が定義されているコード以外の文字が含まれている場合、$FNUMBER() は実行時エラーを生成します。
オプションの整数式(第3引数)は、小数点以下の桁数を指定します。もし数値式がこの引数で指定した桁数より大きい場合は、$FNUMBER() は得られた結果を丸めます。もし数値式がこの引数で指定した桁数より小さい場合は、$FNUMBER() は得られた結果を0 で埋めます。
オプションの3番目の引数が指定され、最初の引数が-1から1の間の小数部に評価されている場合、$FNUMBER() は、小数点(.) の前のゼロ(0)に先導している番号を返します。
$FNUMBER() は通常のレポートのために数値をフォーマットまたは編集します。$FNUMBER() によって実行される丸めの詳細については、“$Justify()”を参照してください。
コードのフォーマットは次のとおりです:
+:強制的に正の値にします。
- :負の値に "-" をサプレスします。
, :数値の左側へすべての3番目の位置にコンマを挿入します。
T:先頭の符号ではなく、末尾に番号を表します;式がプラス記号(+)が含む場合を除いて、正の数値は末尾にスペースがあります。
P:どちらかの側にスペースをともなう正の値、括弧の中で負の値を表します;カンマ(, )が実行時エラーの原因となることを除き、他のコードと組み合わせます。
例:
GTM>do ^fnum fnum; zprint ^fnum set X=-100000,Y=2000 write "SUPPRESS NEGATIVE SIGN:",?35,$FNumber(X,"-"),! write "TRAILING SIGN:",?35,$FNumber(X,"T"),! write "NEGATIVE NUMBERS IN ():",?35,$FNumber(X,"P"),! write "COMMAS IN NUMBER:",?35,$FNumber(X,","),! write "NUMBER WITH FRACTION:",?35,$FNumber(X,"",2),! write "FORCE + SIGN IF POSITIVE:",?35,$FNumber(Y,"+"),! SUPPRESS NEGATIVE SIGN: 100000 TRAILING SIGN: 100000- NEGATIVE NUMBERS IN (): (100000) COMMAS IN NUMBER: -100,000 NUMBER WITH FRACTION: -100000.00 FORCE + SIGN IF POSITIVE: +2000
例:
set x=$fnumber(x,"-")
この例では、その絶対値に等しい SET x するために$FNUMBER()を使用します。