$ASCII()

与えられた文字列内の文字に対する整数のASCIIコードを返します。UTF-8モードで起動する mumps プロセスの場合、$ASCII() は、与えられた文字列内の文字の整数のユニコードのコードポイントの値を返します。

$ZASCII 関数のフォーマットは次のとおりです:

$A[SCII](expr[,intexpr])

$ASCII() は、文字列内の非図形文字を調べる手段を提供します。$CHAR() と $ASCII() の併用は、文字に関連付けられたコードで算術演算を実行するための手段を提供します。

$ZASCII() は、$ASCII() の併用可能な関数です。$ZASCII() は、バイトシーケンス(むしろ文字のシーケンスより)として文字列の引数を解釈し、すべてのバイト指向の$ASCII() の操作を実行できます。詳細な情報と使用例については、 "$ZAscii()" を参照してください。

$ASCII() の例

例:

GTM>For i=0:1:3 Write !,$Ascii("Hi",i)
-1
72
73
-1
GTM>

このループは、第1および第2の位置、前、および文字列の後に文字の位置を指定する $ASCII() の結果が表示されます。

例:

GTM>Write $ZCHSET
UTF-8
GTM>Write $Ascii("")
20027
GTM>Write $$FUNC^%DH("20027")
00004E3B

この例では、20027は16進 4E3Bに相当する整数です。U+4E3B は Unicode標準 の CJK 表意文字のブロック文字です。

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