ZEDit

ZEDITコマンドは、GT.Mによって環境変数EDITORで指定されるエディタを呼び出し、編集のために指定されたファイルを開きます。もし EDITOR環境変数が定義されていない場合、ZEDITはUNIXのviエディタを起動しようとします。

デフォルトでは、ZEDITは、$ZROUTINESにある最初のソースディレクトリに新しいファイルを置きます。ZEDITコマンドのために引数の中で明示的にファイルのパスを指定できます:次の例のように、現在の作業ディレクトリです:

ZEDIT "./file"

ZEDITコマンドのフォーマットは:

ZED[IT][:tvexpr] [expr[,...]]

もし式がディレクトリが含まれている場合、ZEDITはそのディレクトリだけを検索します。$ZROUTINESが null でない場合、ディレクトリを指定しないZEDITコマンドは、ファイルを見つけるために$ZROUTINESを使用します。もし $ZROUTINESが空の文字列と等しい場合、ZEDITは、現在の作業ディレクトリ内のファイルを編集します。$ZROUTINESの詳細については、第8章: “固有の特殊変数 の該当するセクションを参照してください。

ZEDITへの引数がファイル名またはパス名が含まれている場合、$ZSOURCEは、ZEDITとZLINKのデフォルトとしてそれを維持します。$ZSOURCEの詳細については、第8章: “固有の特殊変数 の該当するセクションを参照してください。

ZEDITの例

例:

GTM>ZEDIT "BAL"

これは、BALの名前と .m 拡張子を持つファイルのエディタを呼び出します。BALは、文字列リテラルであることに注意してください。

例:

GTM>Set prog="BAL"
                
GTM>ZEDit prog

これは、文字列リテラルではなくむしろ変数の引数を使用することを除けば、最初の例と似ています。

例:

GTM>zedit ".login"

これは、名前 .login を持つファイルに対してエディタを呼び出します。 .login がピリオドで始まって、そして従って、GT.Mファイルにすることはできないので、この場合、ファイルはGT.Mファイルではないことに注意してください。

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