Kill

KILLコマンドは、ローカルまたはグローバル変数とその下位ノードを削除します。

KILLコマンドのフォーマットは:

K[ILL][:tvexpr] [glvn | (glvn[,...]) | *lname | *lvn ]
注意 注意

プロセスの環境(ローカル変数)または共有データ(グローバル変数)に大きな影響を及ぼすことができるので、注意してKILLを使用してください。

KILLの例

例:

GTM>Kill  Set a=0,a(1)=1,a(1,1)="under" KILL a(1) ZWR
a=0
GTM>

これは、既存のすべてのローカル変数を削除することによって、"新鮮なスタート" を得るために、引数なしのKILLを使用しています。 a、a(1)、a(1,1) のSETの後に、KILLは a(1)とその下位ノードを削除します。 ZWRITEで残っている変数を表示します。

例:

GTM>Kill (a,b),^AB(a,b)

最初の引数(排他的KILL)は、aとbを除くすべてのローカル変数をKILL するために指定します。2番目の引数は、^AB(a,b)とその下位のグローバル変数のノードを削除します。

例:

    kill *
    write !,"gtm_stdxkill=",+$ztrnlnm("gtm_stdxkill"),!
    set (A,B,C,E)="input"
    do X(.A,.B)
    zwrite
    write !,"____________",!
    set (A,B,C,E)="input"
    do Y(.A,.B)
    zwrite
    write !,"____________",!
    set (A,B,C,E)="base"
    set *C=A,*D=B
    kill (C,D)
    zwrite
    quit
X(C,D)    set (C,D)="output"
    kill (C,D)
    quit
Y(C,D)    set (C,D)="output"
    [参考] kill (C,D)
    quit

以下の出力を作ります:

gtm_stdxkill=0
A="output"
B="output"
C="input"
____________
A="output"
B="output"
C="input"
____________
A="base" ;*
B="base" ;*
*C=A
*D=B
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