Hang

HANGコマンドは、コマンド引数で指定された間、GT.Mプログラムの実行を中断します。

HANGコマンドのフォーマットは:

H[ANG][:tvexpr] numexpr[,...]

利用可能になるデバイス、または、グローバル変数を変更する別のプロセスなどのように、何らかのイベントを繰り返しテストするプロセスは、コンピューティング資源のその消費を制限するためにHANGを使用することができます。

HALTとHANGが同じ省略形(H)となっているので、GT.Mは、コマンドに続く引数があるかどうかに基づいて、それらを区別します。

HANGの例

例:

For  Quit:$Data(^CTRL(1))  Hang 30

このFORループは、^CTRL(1) の存在を繰り返しテストし、そのグローバル変数が存在する時に終了します。そうでない場合は、ルーチンを30秒間 HANG し、そして、再びテストします。

例:

SET t=1 For  Quit:$Data(^CTRL(1))  Hang t If t<30 Set t=t+1

もしルーチンがループにとどまる場合は、1秒から30秒の制限までの長さの適応時間を使用する点を除いて、これは前の例と似ています。

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