通常のGT.Mインストールスクリプト( sh ./configureによって起動され、rootとして実行されるか、またはGT.Mディストリビューションをアンパックしたディレクトリにsudo sh ./configureで実行されます)は、GT.Mを参照実装プラグインと共に自動的にインストールします。
暗号化ライブラリがシステムの自動検索パスに含まれていない場合は、オペレーティングシステムとディレクトリ構造に固有の処理を実行してアクセス可能にする必要があります。たとえば、環境変数 $LD_LIBRARY_PATH または $LIBPATH のいずれかを設定する必要があります。たとえば、export LIBPATH="/lib:/usr/lib:/usr/local/lib" および/または ldconfigコマンドを実行します。
ユーザーが $gtm_dbkeysに適切な値を持つようにするなど、適切なキー管理も実装する必要があります。
$gtm_dist/plugin ディレクトリは、独自の暗号化プラグインをカスタマイズするために選択した場所にコピーできるように設定されています。テストの後、カスタマイズされたディレクトリで配布されているディレクトリを置き換えるだけです。
Linux x86 上の $gtm_dist /plugin ディレクトリの構造は次のとおりです:
plugin/ |-- gpgagent.tab |-- gtmcrypt | |-- add_db_key.sh | |-- encrypt_sign_db_key.sh | |-- gen_keypair.sh | |-- gen_sym_hash.sh | |-- gen_sym_key.sh | |-- gtmcrypt.tab | |-- import_and_sign_key.sh | |-- maskpass | |-- pinentry-gtm.sh | |-- pinentry.m | |-- show_install_config.sh | `-- source.tar |-- libgtmcrypt_gcrypt_AES256CFB.so |-- libgtmcrypt_openssl_AES256CFB.so |-- libgtmcrypt_openssl_BLOWFISHCFB.so |-- libgtmcrypt.so -> ./libgtmcrypt_gcrypt_AES256CFB.so |-- o `-- r