MUPIPの操作

デフォルトのインストール手順では、MUPIPのユーティリティを 環境変数 gtm_dist によって明示されたディレクトリに位置付けします 。

GT.Mシンボルを使用してMUPIPを呼び出しは、MUPIPに続くshellプロンプトにコマンドを入力します。もしこれが動作しない場合は、セットアップを調査しファイルアクセスに関する問題について、システム管理者にコンサルトをしてください。

$ $gtm_dist/mupip
MUPIP>

MUPIPは、コマンドを受け入れる準備ができたら、システムに、MUPIP> プロンプトが表示されます。ユーティリティを停止するには、MUPIP > プロンプトに、EXITコマンドを入力します。MUPIPは、一度に1つの操作を実行すように設計されていて、ほとんどの操作後に自動的に終了します。

追加の情報が、MUPIPコマンドの後に、コマンドライン上で表示され、MUPIPは、そのコマンドとして追加の情報を処理します。

$gtm_dist/mupip stop 1158

このコマンドでは、MUPIPが起動し、プロセス番号1158を停止します。

グローバルディレクトリの使用

いくつかのMUPIPコマンドは、グローバルディレクトリに含まれている情報を必要とします。したがって、JOURNAL, RESTORE以外のいくつかのMUPIPコマンドと、該当するすべてのコマンドの -FILE オプションを利用する前に、プロセスは有効なグローバルディレクトリにアクセスする必要があります。

環境変数 gtmgbldir は、アクティブなグローバルディレクトリを指定します。shellプロンプトで、gtmgbldir を定義します。個々のユーザは、シェルまたはセッションのスタートアップファイルまたは他のシェルスクリプト内で、gtmgbldirを定義することができます。

$ gtmgbldir=prod.gld
$ export gtmgbldir

グローバル ディレクトリに関する情報については、”グローバル ディレクトリ エディタ”の章を参照してください。

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