.. _kill-command-label: ================= KILL コマンド ================= `M言語プログラミングブック`_ (Page 78) [WALTERS1997]_ と `GT.Mプログラマーズガイド`_ から引用 **KILL** [:bool] *var1[,var2][,(ex1,ex2)]* 解説 ########### KILLは、その最も基本的なレベルで、その引数で指定された変数を削除します。 KILLは、オプションで、排他的なリストや条件や複数の引数で使用されます。さらに、すべてのローカル変数を削除する場合、引数なしで使用することができます。 未定義の変数を KILLしても効果はなにもありません。 引数 ######### **-var1,var2,...** 削除するローカル変数を指定します。 *例*:: SET A=1,B=2 KILL A,B SET C=3 KILL C *ローカル変数 AとB(そしてC)が削除され、もし参照された場合は未定義(undefined)を返します。* **-:bool** オプションの真/偽式。trueの場合、killコマンドが実行されます。falseの場合、何も起こりません。 *例*:: SET A=1,B=1 KILL:A=1 B KILL:A=2 A *A=1が true 評価なので、Bが削除されます。次に、A=2は falseと評価されるので、Aは削除されません。* **-ex1,ex2** オプションで、排他的なリスト(括弧内の変数リスト)が与えられます。除外リストのこれらの変数は保存されますが、他のすべての変数は削除されます。排他的なリストと引数リスト(例:KILL(A,B))は、その排他的なプロパティで無視され、現在ある変数のイベントで、それがKILLされます。 *例*:: SET A=1,B=2,C=3 KILL (A,B) *AとBは保持され、残りの変数 C が削除されます* 関連事項 ######### * :ref:`new-command-label` 参照 ########## `GT.Mプログラマーガイドの KILL ページ`_ .. _M言語プログラミングブック: http://books.google.com/books?id=jo8_Mtmp30kC&printsec=frontcover&dq=M+Programming&hl=en&sa=X&ei=2mktT--GHajw0gHnkKWUCw&ved=0CDIQ6AEwAA#v=onepage&q=M%20Programming&f=false .. _GT.Mプログラマーズガイド: http://tinco.pair.com/bhaskar/gtm/doc/books/pg/UNIX_manual/index.html .. _GT.Mプログラマーガイドの KILL ページ: http://tinco.pair.com/bhaskar/gtm/doc/books/pg/UNIX_manual/ch06s15.html